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門隊最後の投稿

20130930mn

お久しぶりの投稿となりました。長々とお待たせしてすみません。門隊長の池田です。


今回の投稿が皆さんに何かをお伝えすることが出来る最後の機会なので、言いたいこと、言わなければならないこと、全部正直な気持ちで書き綴りたいと思います。



はじめに、今年の門は未完です。とうとう完成させることができませんでした。


歴代最高の門を作りたいと思って今までやってきましたが、それを果たすことができず、断腸の思いです。

と同時に、門に期待してくださった皆さんに非常に申し訳ないと感じています。




今年の門隊は挑戦の連続でした。


門の高さへの挑戦、装飾の繊細さへの挑戦、そして恵まれない天候が続き、百年に一度とも言われた猛暑、一転して凄まじく降り注いだ豪雨や雷、突如出現する台風、こういった中で作業をするという自然への挑戦。今思い返してみれば、本当に困難の連続であったと思います。


さらに、新しいことにも多く果敢に挑戦しました。直方体の集合ではなく複雑な造形の建築物のモチーフ、門隊の人数を増やすことによる規模の拡大、数種類に及ぶ新しい道具の導入による作業の効率化など。


門隊は決して手を抜くことなく門を築くという困難な課題に全力で正面から挑戦しました。しかし、満足のゆく結果には至らなかったのは門隊長である自分に責任があると感じています。隊員一人ひとりには非はありません。彼らは僕の無理な要求にも答えようと必死で頑張ってくれました。




当然、このような結果になってしまったため厳しい意見もいただきました。

しかし、それ以上に温かいコメントも数多く頂きとても嬉しく感じました。

また、一日目の一般公開の時に、門に近寄ってじっくりと観察していられた方や賞賛の声を上げてくださった方も非常に多く、正直に言って感動しました。涙が出るほど嬉しかったです。


自分たちはダメだと思っていても、それでも感動してくださる方がいるならば、自分たちは最善を尽くさなければならない。そう気を奮い起こして一日目の一般公開後も作業をしました。


門隊員は全員徹夜明けだったので、体力面からもできることは限られていましたが、やれるだけのことはやりました。




今まで反省文のように書いてきましたが、苦しいことばかりでもありませんでした。


先日、門隊の打ち上げをやったのですが、その時は本当に楽しかったです。苦しい中でも門隊の中では深い絆ができていたのだと感じ、とても嬉しく感じました。

同時に、このメンバーで集まる機会がもうないのだと感じると、非常に切なく思えました。門隊全24人、これ以上にない仲間に出会えたことを誇りに思います。みんな本当にありがとう。


今年、浦高祭にご来場いただき門をくぐってくださった方、夏休み中や前日の徹夜準備の時に差し入れをくださったたくさんの先輩方や先生方そして近所の方々、ブログ記事に温かいコメントを残してくださった方、本当にありがとうございました。これほどまでに多くの人から応援や支援をしていただいたことに感謝しきれません。




今年の門隊の挑戦は満足のゆく結果を出すことは叶いませんでしたが、今年から新しく取り入れた技術や道具がきっと将来の門隊の糧になると信じています。


門隊は今年を転換点としてさらなる飛躍を遂げ、今年感じることができなかった達成感をぜひ来年以降には味わってほしい、そう強く願っています。




と、ここまで書いてきて、悔しさや苦しさではなく、なんとも言いがたい気分となりました。切ないというのが一番近い感情なのでしょうか。


門隊を通じて沢山の人と出会い、たくさんのことを学びました。そして、今年の門隊がもう終わってしまうのだなと思うとやりきれませんが、やり残したこと、思い残したことは来年以降に託そうと思います。


本当に良い経験をすることができました。

このような環境に巡り逢えたことに感謝します。





最後に、今まで本当にありがとうございました。


コメント

  • 最後のコメントからのコメント

    「走れ! 泳げ! 飛べ!」
    ゲームの攻略ではありません。
    「それが教育の基本だよ。最後は体力、根性、執念がすべての基本になる」と続く、これはどこかで読んだ、今も忘れられない元浦高生の独白。

    身内が参加していたので、門隊長が書いて下さったこの「門隊劇場」のエピローグを涙なしに読む事は難しかったです。
    今年新しい場所に飛び出した、皆さんのBitter&Sweetな一歩が、来年以降に繋がる事を願ってやみません。

    祭も終わり、読書にぴったりの季節がやってきましたね。

    「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる 小山田咲子著」

    ア○ゾンに書かれた数人のレビューを読んだだけでも、何かが伝わってきます。
    わが座右に置かれ、しかし星のごとく遠いこの一冊(…の推薦)を
    花束のかわりに。

    素敵な門と、忘れられない思い出をありがとうございました。

  • とある門隊OBからのコメント

    未完とのことですが、今回の写真や今までの記事を見る限りかなり再現度の高い門ができたようにみえます。
    残念ながら今年の浦高際に遊びに行くことができず門を直接見ることができなかったのでホームページに門の写真をあげていただけないでしょうか。

    面倒かもしれませんが是非お願いします。

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